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スペシャル対談企画#006 VJ TKMi(吉田拓巳) × DOWBL TAISHI対談

time 2014/12/11

スペシャル対談企画#006 VJ TKMi(吉田拓巳) × DOWBL TAISHI対談

VJ TKMi。12歳で映像製作をはじめ、VJとして活動。15歳にして自ら立ち上げた株式会社セブンセンス代表取締役に就任。その活動は極めて多彩に及ぶ。

TAISHI。アパレルブランド『DOWBL』のデザイナーに19歳にして就任。現在はアパレル業界を牽引する若き担い手として期待が集まる。

そんな“若き天才”と呼ばれる二人が出会い、その思いを共感させた。

 

何度でも新しいことに挑戦する心を持ち続ける

TAISHI:DOWBL CAFÉで、SWEET SNOWさんのふわふわミルクかき氷でコラボさせてもらったときにお会いさせていただいたぶりですね。

 

VJ TKMi:僕が東京に来るとなったとき、TAISHIさんからTwitterでDMをもらってびっくりしました(笑)。TAISHIさんの写真をネットで見て、正直ちょっとビビッてたんですけど、話したらアツくていい人だったのでめっちゃ安心しました(笑)。

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TAISHI:自分で言うのも何なんですが、全然怖くありませんよ(笑)。自分も正直、TKMi君はデジタルに強い人と聞いていたので、きちんとお話できるのかと不安でしたから。けど、改めて小学5年生から映像製作をしていたというのはすごいですよね。

 

VJ TKMi:元々、映画とかはすごく好きだったんですけど、父親の知り合いのパーティに連れて行ってもらった際に、映像が自分で作れるって知ったのがきっかけなんです。それで映像を作っていくうちに、VJってカッコいいなって憧れはじめて。それまではずっとサッカーばかりやっていたんでPCなんて全然触れたことが無かったんですけど。

 

TAISHI:自分もサッカーばっかというか、サッカーしか興味無かったんです(笑)。親も「挨拶だけきっちりできていれば問題ない、外で人と会え!」って方針だったんで。学校の勉強はほとんどしなかったし、アパレルの専門学校とかにも行ってないので、その分、DOWBLを始めてからは先輩に教えてもらったりしつつ独学で猛勉強しましたね。

 

VJ TKMi:そこは似ているかも知れませんね。僕も映像に関しては完全に独学で、WEBなどの事業に関しても独学でやってきたんですよ。実はいつも「世の中の常識を自分に取り入れたくない」と想っていて。普通のことや技術的な事もなんですけど、自分で考えてやったほうがいいなと考えていて。

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TAISHI:確かに、何も知らない方がいいってことは自分もあると思いますね。知識があるということは、それに縛られてできないことも出てきてしまうと考えていて。もちろん知識やアドバイスって大事なんですけど、それでチャレンジできないことも生まれてくる。もし自分がデザインの学校とかに行ってて習ったことがベースになってたら、そのベースから逸脱はできなかったと思いますし。

 

VJ TKMi:まさにその通りだと思います。何も知らない方が面白いことができるんじゃないかと信じていて。僕が映像以外にも色々とチャレンジしているのは、敢えて知らないジャンルに飛び込む方が新しいものが生まれるからなんです。僕はMINMIさんのライブの演出とかもさせてもらっているんですけど、曲に合わせてアロマを焚いて香りの演出をいれてみたんですよ。そんな風に自分みたいなド素人だからこそできる提案もあるんです。

 

TAISHI:そういったアロマの提案のように自分がそこにいることで生まれるという感覚や意味って本当に大きいですよね。その個人でしか表現できないものって必ずあると思うので。感覚は年齢とかって全く関係ないところだし。そういう部分で自由に仕事できることって本当に大事だと思うし。それを分かってくれる人が周囲にいるということは大切だと思いますし。

 

VJ TKMi:僕もそうなんですよ。自分を信じてくれない人とは仕事しませんから。僕は100人いたら100人に自分の仕事がウケるとは思っていなくて。100人中3人にめちゃくちゃウケればいいかなと思っているんです。その3人に対してしっかりと仕事をしていけばいいかなと。

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TAISHI:自分もDOWBLの事を気に入ってくれている人を第一に考えているので納得です。自分のやりたいことと、求められていることが乖離しないようには気をつけています。それにはやっぱり外に出て色んな人と会ったり、色んなものを見たり関わったりしないと。どんな人がどんな服を着て、どこで遊んでいるのかとかも意識していますね。

 

VJ TKMi:そんな風に情報を蓄積していくことで生まれるアイディアってありますよね。自分はデザインにしろ仕事にしろ、アイディアって天才的に降ってきたりはしない。だから、できるだけ全く違う業界の人とも会うようにしていて、色んな発見をするようにしています。

 

TAISHI:だからこそ、あんなにジャンルに関係なく色々な仕事ができるんですね。けどぶっちゃけ、若い頃から社長とかって失敗できないっていうプレッシャーとかあったんじゃないですか?

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VJ TKMi:僕は新しいものがもし失敗したとしても、その生み出したものが本当に新しいものだったり、未来につながるものだったら個人的には超成功だと思っているんですよ。海外だと4回会社を潰しても、5回目に会社を作るときにはめちゃくちゃ出資が集まったりするんです。それは失敗ではなく経験を蓄積していると出資者に捉えられるからなんですけど、日本では失敗したら絶対にダメという風潮がありますから、まず失敗しないものを求める。そういう風潮ってよくないし、無意味だと感じていて。新しいことを始めようとするとき失敗した過去の責任は関係ない。それよりも良いものを作るということに集中した方が建設的でしょうし。

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TAISHI:自分は逆に責任ってことに考えるようになってきていて。自分が仕事としてデザインをやる意味をきちんと腹に据えておけばブレないし、自分が仕事をする意味も生まれてくると思っているんです。あんまり気にしすぎるとどん底に入っちゃう事もあるんで、なるべく考えないようにはしているんですけどね(笑)。ちなみに、「世界」って言葉が出てきたってことはいずれ海外でも仕事をしたいと考えているんですか?

 

VJ TKMi:それはあえて、あんまり決めないようにしているんですよ。未来を断定すると、そこにばっか縛られてしまうと思うんで。ただぼんやりと世界に出たいとは思っていて、最近はニューヨークやアジアの方にも行ったりしています。

 

TAISHI:自分もDOWBLを世界的なブランドにしたいと思っているんですけど、最終的には見るもの全てを“DOWBLっぽい”と思わせたいと考えていて。この色使いやファッション感覚、ハイブランドでコーデしていても“DOWBLっぽい”って認識されるようになったらいいなと。

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VJ TKMi:その目標はスゴい、本当に。ファッションから新しい共通認識を創りだすってことですもんね。自分は飽きっぽいところもあるので、ジャンルレスに色々なものを面白がってチャレンジしていくことが大事だと思っているんです。こうやってTAISHIさんと話して刺激を受けることができたんで、色々とまたお話したいです。

 

TAISHI:こちらこそ。お互いにどんどん面白いことや印象に残ることを追究していきたいですね。

 

取材・文/牛嶋健(A4 studio)

 

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VJ TKMi  プロフィール

本名:吉田 拓巳(よしだたくみ)

1995年生まれ。福岡県出身。

2007年“VJ”の世界に遭遇し、小学5年生でグラフィック映像を手掛ける。 Apple Storeでのレギュラーイベントで高い評価を受け、全国各地のイベントに 出演。2011年6月(15歳)には、株式会社セブンセンスを日本最年少社長として 創業。 2012年1月Webサービス「お年玉.me」、同年12月に「10代のネット擬似投票サイ トTees Opinion」を リリースし、話題沸騰中。2013年4月からエフエム福岡で毎週木曜夜21:00~21:55のレギュラー生番組「VJ TKMi Digital Native Meeting」放送中。同年8月にはアーティストMINMI主催フェス「FREEDOM」、10月~はMINMI全国ツアーでの映像演出を手掛ける。2014年4月にはJAAA主催日本広告業協会広告大賞受賞。全国各地で講演活動も精力的に行っている。

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TAISHI プロフィール

1992年生まれ。神奈川県出身。

華やかなラグジュアリーさと、男らしい洗練された武骨さを兼ね備えたブランド『DOWBL』のディレクター。そのファッションアイコンとしてのカリスマ性は各業界からも注目が集まっている。

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