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唐澤有弥×DOWBLディレクター TAISHI

time 2014/06/18

唐澤有弥×DOWBLディレクター TAISHI

繊細な線引きができてこそ、プロ

TAISHI(以下、T): 「はじめましてってわけじゃないけど、改めてだとなんだか緊張しますね」

唐澤(以下、唐): 「確かに(笑)。けど、初めて会ったときからTAISHIくんとは気が合うんだろうなって思ってたし」

T:「L.O.GのスタイリストのYUUKIさんに、自分とノリが合いそうだって紹介されて。で、ラーメン屋行って、すぐに意気投合しちゃって」

:「そこで話してて思ったのは、すげー当たり前のことなんだけど、TAISHIくんってプロなんだなぁって」

T:「いやいや、有弥くんほど熱い気持ちでファンのみんなのことを考えているプロもいないんじゃないかなって思いますよ」

:「そうかな(笑)。けど、俺の感覚で言うと絶対的に、どこまでも繊細な奴が一番プロだなって思ってて。繊細だからこそ、自問自答ができて、スポンジみたいに色んなものを吸収できて、 それをポジティブに変えることのできる人間こそ、プロだと思ってるんだよね。プロってそれができるから人との距離感がマジでうまいと思うし。それをラーメン屋でTAISHIくんと話しているときに感じたんだ」

T:「そんな、大したもんじゃないっすよ。有弥くんのことはめちゃくちゃ興味があるんですけど、自分自身がガツガツ来られるのは苦手なもんで…。」

:「それができるのがいいと思うんだよね。初対面でも、相手の事を思いやっている感覚を持っていないと、余計なことを言ったりしちゃうし。そういった良い意味で、きちんと線引きしながら話せることこそ、プロ意識だと思うんだよね」

T:「自分も、きちんと線引きできるかできないかって、プロとしてすごくデカいところだとはデザインしながら思っていて。トレンドって本当にすぐ変わって行くんで、それをフォローしつつ、自分からも発信して行かないといけないと思っているんです。 だけど、あんまり自分の世界を持ちすぎるとエゴになってしまって、お客さんの目線に立てなくなってしまいますし」

:「そう言った線引きって難しいけど、それができてこそプロってところあるよね」

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渋谷という場所だからこそ

T:「それで、この前、唐澤さんの『S,It’s alright』を聞いたとき、めっちゃイイ曲で、これこそ渋谷から生まれた音なんだなって思って。それで実は、有弥くんにさらに興味が出て、今日対談させてもらったって感じなんです。この曲はiTunesのhiphop/RAPチャートで2位を獲得したんですよね」

:「ありがたい話だよね。けど、それも渋谷ってHomeがあるからこその結果だと思っていて。今はパーティロッカーのあっくんと『シブタメTV』って番組を渋谷からツイキャスで放送していて。渋谷だからこそできることって、もっと色々あると思うんだよね」

T:「自分は川崎出身なんですけど、唐澤さんって渋谷のみんなにも親しまれていて渋谷育ちって感じですよね。今は働いているのも遊ぶのも渋谷が多いんですけど、やっぱすげー面白い場所なんだなって思ってます。よく仕事帰りとか、人間観察じゃないんですけど、今どんなファッションが流行っているかとかを肌で感じたくて見に行くんですけど、本当に面白い人間がたくさんいて刺激に溢れてるんですよね」

:「俺も生まれは蒲田なんだけど、気がついたら渋谷で遊んでたって感じで。恋愛もしたし、仕事もしたし、歌も歌って。全部、渋谷という場所があったからこそって思ってるから、恩返しという気持ちもあって。渋谷で育ったからこそ発信できるものもあると思うんだよね」

T:「今は、渋谷からの発信力が落ちてきているなって感じている人も多いって聞くんですけど、それって結局、SNSとかで見つけたオシャレな人のファッションをすぐに自分のスタイルに取り込めるって言うのが大きいと思うんですよね。B-BOYなら太めのパンツってワケでもなくなってきてるじゃないですか。そういった時代の流れもあってファッションにルールが無くなってきていて。以前あった渋谷らしい音やファッションも多方面に吸収されていって、少なくなってきているように見えてるんですよね。だからこそ、有弥くんの渋谷本来っていう音が際立って聞こえてくるんじゃないかなって感じてます」

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『FASHION』×『MUSIC』

:「けど、それこそDOWBLだっていい感じに独自の文化を発信してるじゃん。変幻自在で着ていて楽しいブランドっていうイメージなんだよね。それこそ、渋谷から世界へ向けて発信できるブランドじゃない?」

T:「実は、そういうのに全部対応できるようなモノ作りを心掛けているっていうのもあって(笑)」

:「やっぱファッションって今の自分を表すモノだからこそ、ハッピーなときは派手目に、女の子を口説くときはシックにとか考えちゃうよね。 アーティストとしてステージに立つときもモノトーンにしたほうが逆に目を惹くかなとか、他のアーティストが派手だからこそ“THE・男”みたいな雰囲気を出したいとも考えていて、そういうのにも対応しつつセンスがあるからDOWBLは重宝してるんだよね」

T:「ありがとうございます。やっぱ着てくれている人が幸せになったり、一歩前に進めるような後押しできればなとか考えていて。 自分もDOWBLのデザイナーになったということで更に目標ができたり、夢をもらったというところがあるんで、着てくれている人にも夢を与えたりできればなと思っているんです。けど、それって有弥くんも同じじゃないですか?」

:「それは一緒だよね。応援してくれているファンから夢をもらいまくりだから。ファッションでも音楽でも、それがキッカケで人生が変わることってあると思うんだ。そこから人と繋がっていったりすると思うし」

T:「そういう考えがあるからこそ、有弥くんはみんなに慕われているんですね」

:「いやいや、めっちゃ恥ずかしい(笑)。けど、俺はなるべく人と話しているときは全力で答えようとは思ってるんですよ。 だから飲んでいても遊んでいても相談されたら、『迷うな』『出る杭は打たれるけど、出すぎた杭は打たれない』って思いっきり答えたりとか」

T:「こういった一つ一つのことに熱い感じが、話していてポジティブになれて嬉しいし、楽しいんですよね。有弥くんが慕われる理由ですね。また、是非飲みながらでも語りに行きましょう!」

:「こちらこそ(笑)」

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