FAKEOUT magazine

赤ちゃんが噴水状に嘔吐!幽門狭窄症が原因?症状や治療法は?

赤ちゃんが噴水状に嘔吐!幽門狭窄症が原因?症状や治療法は?

赤ちゃんが飲んだ母乳やミルクを吐いてしまうことはよくあります。
ただ、噴水のようにピューッと
勢いよく吐き出した場合は注意が必要です。
もしかしたら「幽門狭窄症」という病気かもしれませんよ。
今回は幽門狭窄症について原因や症状、治療法をまとめました。

 

赤ちゃんに発症しやすい幽門狭窄症とは?

shutterstock_247174669-480x320

幽門狭窄症とは、正式には「肥厚性幽門狭窄症」と呼びます。
胃の出口で腸とつながる部分を「幽門」といいますが、
この幽門の筋肉がぶ厚くなって出口を狭くしてしまい、
胃から腸への通りが悪くなってしまう病気です。
生後3週間から生後3ヶ月前後に発症することが多く、
1,000人に1~2人の割合で発症するといわれます。
男の子や第一子に発症しやすい傾向にあります。

幽門狭窄症の原因は?

shutterstock_170208482-480x363

赤ちゃんが幽門狭窄症を発症する原因は、
今のところ明確にはわかっていません。
同じ家族内で発症する割合が高いため、
先天的に幽門が肥大する素因が
遺伝しているのではとも考えられています。

幽門狭窄症の症状は?ミルクを噴水のように吐く?

d1385a750b227dfa0c5e3e159706a7df-480x319

症状は、主に授乳後の母乳やミルクの吐き戻しです。
生後2週間頃から吐き始め、
最初は口からタラタラとこぼれるような普通の嘔吐ですが、
生後1ヶ月頃になると噴水のように
勢いよく吐く症状が見られるようになります。
胃に充満したミルクを腸に送り出そうとしたときに、
幽門が広がらないために逆流して噴水のように
口から吐き出してしまうのです。
吐き戻す量が多いので鼻から出ることもあります。
繰り返し吐くようになるので、少しずつ体重が減少し、
放置しておくと栄養不足や
脱水症状を引き起こすので注意が必要です。

幽門狭窄症なら病院へ!検査方法は?

赤ちゃんは飲んだ母乳やミルクをよく吐くので
見極めが難しいですが、
授乳後に噴水のように勢いよく吐いた場合には
一度小児科を受診してください。
嘔吐の勢いが強くなくても、1日に何度も吐く、
授乳のたびに吐き出すようであれば医師に相談するのが一番です。

 

幽門狭窄症の治療法は?

shutterstock_113698624-480x319

幽門狭窄症と診断され、
入院したら手術に備えてまずは点滴で栄養補給をします。
赤ちゃんの体力が回復したら、
厚くなった幽門筋を手術で切り開くのが一般的です。
へそにそって横方向に弧を描くように切開するため、
術後の傷跡はほとんど目立ちません。
それほど大変な手術ではなく、
手術翌日にはミルクを飲めるようになりますし、
1週間ほどで退院できます。

また、小さい赤ちゃんが手術を行うのに抵抗がある方には、
胃の出口を広げる作用がある「硫酸アトロピン」
という内服薬を使用した薬物療法もあります。
ただし、薬物療法は入院が長期に渡るため、
赤ちゃんの健康面から行われることはまれです。

病院では赤ちゃんのお腹を触診して、
幽門筋が厚いかどうかを確認します。
触診だけで判断が難しい場合は、
胃の造影検査や腹部の超音波検査が行われ、
超音波検査の場合幽門の厚さが3ミリを超えていると
幽門狭窄症と診断されます。
赤ちゃんが噴水のように嘔くときでも慌てずに

赤ちゃんが嘔吐すると、ママやパパはとても心配だと思います。
初めての育児ならなおさらです。
でも、赤ちゃんが吐くこと自体はよくあることなので、
あまり心配しすぎないでください。
もし、噴水のように吐き出すことがあれば、
幽門狭窄症の可能性があるのですぐに小児科を受診しましょう。
赤ちゃんが吐いたときは慌てずに、
よく吐き方や吐いたものを観察しておくと、
その後の診察や治療がスムーズに進められますよ。





































カテゴリー