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スペシャル対談企画#008 ZOË × DOWBL TAISHI対談

time 2015/05/13

スペシャル対談企画#008 ZOË × DOWBL TAISHI対談

2015年、DOWBL春夏のコンセプトは「STAY CLASSY」。「気品を失わずに」という意味を込めたこの言葉と共に作られたLOOK BOOKのモデルは、どことなく大人の武骨さと甘さを漂わせるZOË。DOWBLのディレクターTAISHIとZOË。二人のモデルが、仕事談義に華を咲かせた。

 

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TAISHI LOOKBOOKの撮影では本当にお世話になりました。2月の寒い朝に腕まくりまでさせちゃって、申し訳なかったんですが……。

 

ZOË いやいや、本当にこちらこそお世話になりました。……まあ寒かったですけど(笑)。

 

TAISHI ですよね(笑)。けど、撮影中に本当にすごいなって感じたことがあって。やっぱり現場が寒いと、写真にしたときに普通は背中が丸まったりとか顔がこわばったりしちゃうじゃないですか。あとで映像(Youtubeで公開中)の方も確認したんですけど、ZOËさんはそんな雰囲気が本当に無くって。

 

ZOË 映像、僕も見せてもらったんですがすごく良かったですね。僕は普段、結構男っぽい服を着ることが多いからSNSなどでは男性からのコメントが多いんですが、DOWBLの映像やLOOKBOOKに出させてもらってから女性からのコメントが増えたんですよ。撮影のときにも、DOWBLを着てみて、これは完全に女性にモテる服だなって感じていたし。

 

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TAISHI それはDOWBLのコンセプトのひとつでもあるんですよ。「デートに行くとき」とか「気合いを入れたいとき」とか、生活の中の大事な場面で着てもらいたいというのはあるんですよね。けど実際に作っている僕たちって意外と男臭いんですよ(笑)。チャラチャラしてないというか。そこを今季は今までともっと違うアプローチで表現したくて。DOWBLの新たな一面を引き出してくれるんじゃないかなと思って、ZOËさんにLOOKBOOKのモデルをお願いしようと思ったんです。

 

ZOË それは僕も仕事のお話をいただいたときに思ったんですよ。資料やHPでデザインを見させていただいた際に、僕に着せることに何か意味があるに違いないって考えていて。僕にDOWBLを着せることで、イメージを変化させたいんじゃないかなというのはすごく感じたんです。

 

TAISHI 自分としてはこのタイミングでZOËさんに着てもらえてよかったなと感じています。これをきっかけにDOWBLをもっとキレイで大人な雰囲気のデザインにしていければって。

 

ZOË そうなんですね。あ、それとSNSと言えば、DOWBLのすごいところというか、やっぱりカリスマ性があるんだと実感したことがあって。映像やLOOKBOOKに出てからSNSでコメントをもらうようになって、みんな名前のところに「@DOWBL」って書いてあって。最初、SHOPのスタッフさんだと思っていたんですけど、どうやら違うと(笑)。

 

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TAISHI DOWBLを好きな方が有り難いことにSNSで名前にDOWBLって付けてくれてるんですよね。

 

ZOË 海外のハイブランドとかでもそんなことって見たことがないので、そういった点は本当に特殊というか。DOWBLが好きな方は、TAISHI君がファッションのアイコンになっているような感じがしますよね。

 

TAISHI だからこそ気にしちゃうんですよ。自分は自分自身がすごい人間ではないと思っているので、常にカッコつけなきゃって。自分がみんなと違うところは、ただモデルとして出させてもらっているところだけですから、その分がんばらなきゃと。

 

ZOË TAISHI君がモデルになったきっかけってどんな感じだったんですか?

 

TAISHI 通信高校に行きながら鳶をやっていたときに、友達から雑誌のスナップに行こうと誘われて。当時は写真を撮られるとか好きではなかったので、最初は断っていたんですよ。けど、断りきれなくなって一回だけ行ってみたら、今の会社の社長に会って。それから広告用のモデルとかを頼まれるようになったんですよね。ZOËさんはどんな感じなんですか?

 

ZOË 僕が大阪ドームで警備員やっていたときに、受付のきれいなお姉さんに話しかけられて(笑)。その方の彼氏が元モデルで、紹介したいって言われたんですよ。それが21歳の頃だから17年前ですね。それから関西のブライダルショーとかを中心に活動していて、5年前に東京に出てきたんですよ。

 

TAISHI そんなに長く活動されているって、単純にすごいですよね。自分はまだ5年くらいなので、本当に尊敬しちゃいます。

 

ZOË けど、専門学校とかにも行かずに独学でデザインを勉強して、モデルをやってという5年間ですよね。それもすごいと思っちゃうんですが(笑)。

 

TAISHI 自分でも、この5年間は濃かったなと感じてます。最初はキーボードすら打てなかったのにって(笑)。そういえば、ZOËさんもイラストやデザインをやられているんですよね。インスタグラムで拝見して、すごくZOËさんっぽい柔らかな雰囲気だと思っていて。

 

ZOË 昔から絵を描くのが好きだったんですよ。それで最近は仕事をいただけたりLINEのスタンプを作ったりとかしていて。

 

TAISHI 何か機会をいただいて、一緒にお仕事ができれば僕も嬉しいです。先ほど仰っていたんですが、ZOËさんは17年もモデルを続けてこられたんですよね。モデルを長く続ける秘訣みたいなものってあるんですか?

 

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ZOË なんでしょうね……。これだって言うのはすぐ思いつかないけど、でも最近は健康のことばかり考えてますね。食事にも気を使ってるし、もちろん運動もちゃんとしてて。ランニング雑誌にも出させてもらっているんですが、月に150kmくらいは走るようにしていたりとか。やっぱり、モデルなのでスタイルは絶対に維持しないといけないなって、30歳を越えてからは痛感するようになって。

 

TAISHI 月に150kmって……一週間で30km以上ですよね! それもすごい……。自分も半年くらい前までいくら食べても飲んでも太らなかったのが、オフィスでデザインに没頭してたら運動不足で太ってきちゃって。自分でもヤバイと思って生活を変えて、元に戻しました。

 

ZOË 20代は素材で勝負できるけど30代は努力あるのみですよ(笑)。他には、気心知れた人は別ですけど、仕事で出会った方たちには絶対、敬語で接するというところですかね。昔からなんですが、これはポリシーみたいなもので、どんな人に対してもリスペクトを持って接するようにしているんです。それぞれプライドを持って仕事をしているだろうから、敬語を使って接することこそ仕事現場での良い人間関係を保てるんじゃないかと。やっぱり人があってこその仕事だと思うので。

 

TAISHI たしかに。モデルというともっと傲慢になる方とかもいますもんね。

 

ZOË モデルが現場で偉そうにしているとカメラマンさんも注文をつけづらいでしょ。それに僕は自分がマネキンでもいいと考えてるんです。デザイナーが作った服を表現して、ブランドを作るお手伝いをしているという感覚が基本にあるんでしょうね。実際はすごく難しいんですけどね。

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TAISHI 僕もモデルの仕事ってすごく難しいなと思いますね。自分の場合はDOWBLしか着ないんですけど、デザイナーとして一から携わったデザインなのでどうやって見せたら一番カッコよく見せられるかとか、すごく考えちゃうんですよ。だからスタイリストさんにも分からないような自分なりのコダワリを、どうやって表現していくのかということばかり考えています。

 

ZOË そこまでいくと光の当たり方なんかも含めて、経験則で対応していくしかないんでしょうね。けど、こうやってモデルの仕事をしていると田舎の母が喜んでくれるんですよ(笑)。

 

TAISHI 自分も母や新潟の祖母とかに自分が出た雑誌やポスターを送ると喜んでくれます(笑)。自分が撮られて形になって、そういった近しい人に喜んでもらえるという点も、モデルのいいところでしょうね。まあ、カッコよくなきゃいけないという責任を強く負わなきゃいけない点もありますけど。

 

ZOË 本当に撮影は一瞬なので、それに対して常日頃から努力して、最高の自分を出せるようにするというのはやっぱり大事なんでしょうね。

 

TAISHI 勉強になります。今度はZOËさんのイラストなんかも含めて、また一緒に仕事をさせてもらえれば嬉しいです!

 

ZOË 是非!

 

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DOWBL 2015ss LOOKBOOK

 

 

 

 

 

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ZOË 1976年12月1日生まれ 兵庫県出身

ファッションモデル・GIGMANAGEMENT JAPAN所属。

モデルとして活躍しながら、イラストレーターとして複数のブランドのデザインも手がけるなど活動を広げている多彩な才能の持ち主。 ハイブランド広告からストリートブランドのカタログや雑誌に数多く出演。また、モデル界きってのストイックなランナーとしても知られ、雑誌『RUNING style』で半年間表紙を務めるなど、多方面で活躍し多忙な日々を送る。

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prof02

TAISHI   1992年生まれ。神奈川県出身。

華やかなラグジュアリーさと、洗練された男らしさを兼ね備えたブランド『DOWBL』のディレクター。そのファッションアイコンとしてのカリスマ性は各業界からも注目が集まっている。

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